美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

「アートが はじまること つづくこと」絶賛開催中!

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 6月18日~8月4日の期間に、きょうと障害者文化芸術推進機構が運営するart space co-jinにて、「アートが はじまること つづくこと ~人が生きる中でアートはいかにあるのか・五十嵐英之の実践~」を堀川すなおの企画に…

「フェスティバル/トーキョー」新ロゴデザイン

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー(以下F/T)」は、12回目の開催に際し、「人と都市から始まる舞台芸術祭」であるF/Tのコンセプトをより強く発信していくため、アートディレクターにAllright Graphicsの髙田…

Litte SunとIKEAの夢のコラボレーション!

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はいつもとは少し違った角度で美術の紹介をしていきます。 先日、現代美術アーティストのオラファー・エリアソンが共同設立者を務める「Litte Sun」と、スウェーデン発の家具・インテリアチェーンIKEAによる新たな…

「黒板アート甲子園2019」がスゴイ!

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 全国の中高生を対象に「黒板アート甲子園2019」が開催され、会津学鳳高美術部の生徒5人が出品した作品「おせち料理」が最高賞に当たる最優秀賞に選ばれました。 会津学鳳高の作品は黒板全体を重箱に見立て、本物のよう…

平成の美術を振り返る

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 まだまだ実感はありませんが、平成の時代が終わってしまいましたね。 では平成の時代の美術はどのような特徴を持つのでしょうか。 半世紀前は絵画、彫刻など美術の分野には確固たる枠組みがあり、おおかたそれに収まっ…

「板橋区美×千葉市美 日本美術コレクション展 夢のCHITABASHI美術館!?」が開催中!

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 「板橋区美×千葉市美 日本美術コレクション展 夢のCHITABASHI美術館!?」が6月1日から千葉市美術館で始まっています。 23日間にわたり、千葉市美術館と、改修工事で休館中の板橋区立美術館が、日本の古美術をテーマに…

『セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-』開催中

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 日本とポーランドの国交樹立100周年を記念した『セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-』が、「京都芸術センター」や「元離宮 二条城」など、京都市内の4ヶ所で現在開催中です。 本展では両国の若手中堅作家が…

現代アートの魅力とは?

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 巷で最近話題になっているのが「現代アート」。投資の対象として現代アートを購入する人も増えているのだそうです。 美術品は昔の有名作家の作品だと、数百万円や数千万円以上するものも珍しくありません。しかし美術…

企画展に掛かる費用とは!?

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 日本では毎年多くの展覧会が開催されていますよね。人気があるのは期間やテーマを定めて催される企画展。「印象派展」や「ゴッホ展」など、高い評価が確立されている人気作品を集めた展覧会が特に人気なのだそうです。…

香港でアートが大盛況!「大館(タイクン)」を紹介

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 国際的な現代美術のイベントが開かれるなど、香港でアートが盛り上がりを見せているようです。新名所となるアートスポットも次々に香港に誕生しており、2018年に歴史的建造物をリノベーションした施設「大館(タイクン)…

知ってる?「あおもり犬」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 青森市の県立美術館のシンボル、「あおもり犬」はご存じでしょうか。先日、1年の汚れを落とす恒例の清掃作業が行われ、真っ白な姿に戻ったとのことです。 「あおもり犬」は弘前市出身の現代美術家・奈良美智さんが2005…

福岡市美術館がリニューアルオープン!

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 少し前ですが、3月21日に福岡市美術館が2年半の改修を終えリニューアルオープンしたそうです。 改装のテーマは“より開かれた美術館”。1階に新設したカフェなどを入口に、気軽にアートに親しんでもらえる工夫をしたのが…

「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」展 開催中!

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」展が、六本木・サントリー美術館で2019年4月27日から6月2日まで開催されるとのことです。 こちらはサントリー美術館と、佐藤オオキ率いるデザインオフィ…

美術館の楽しみ方!いい加減が良い?

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 最近は、施設やイベント面で子どもを意識する美術館が増えてきました。そのため、子どもたちが美術館に行くことへのハードルも、少しずつ下がってきています。 とはいえ、訪れる頻度は決して多いとは言えないのが現状…

ノートルダム大聖堂の大火災について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 先月15日、フランスのパリにあるノートルダム大聖堂が大きな火災に見舞われましたね…。フランス人を中心とする多くの人が悲しみに暮れました。 火災が鎮火したのは火災発生からおよそ15時間後。外壁は石でできているた…

「茶の湯の美術展」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 近鉄グループの文化事業である大和文華館にて、「茶の湯の美術展」が開催されています。絵画・書跡・工芸の名品が集う展覧会で、美術品の鑑賞や創造と深く結びついた茶の湯の世界に触れることができます。 喫茶は禅寺…

「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」開催中

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 中世の水墨画から現代のヘタウマ漫画まで日本人の「へそまがり」な感性が生んだ絵画を紹介する展覧会「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」が現在、府中市美術館にて開催されています。 同館では毎年この時期に…

大阪で開催中!「フェルメール展」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 現在大阪で開催されている「フェルメール展」はご存じでしょうか。 特徴的な光の表現で知られ、「光の魔術師」と呼ばれることもあるヨハネス・フェルメールは世界的にも人気の17世紀オランダの画家です。短命で寡作で…

ミレー作品「羊飼いの少女」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 さて連続してミレーの作品を取り上げてきましたが、ミレーの三大作品の一つをまだ紹介しきれていないので今回は残った三大作品の一つをご紹介致します。 その作品は羊飼いの少女という作品です。この作品は1864年の作…

「落穂ひろい」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 ミレー繋がりで今回もミレーの作品についてご紹介していきます。 今回は以前も軽く触れました落穂ひろいという作品についてです。 私、阿加井秀樹の中でも5本の指に入るほど好きな作品の一つです。 落穂拾いといのは収…

ミレー作品「晩鐘」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回は私、阿加井秀樹も好きな画家の一人ミレーの作品についてお話していきたいと思います。 なぜ私がミレーの作品が好きなのか。 それはミレーの美しすぎるタッチ、また、このころの美術は写実主義が主流となっていて…

「エジプトへの逃避途上の休息」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回ご紹介させていただく作品は先日のブログでも少し触れたカラヴァッジョの作品「エジプトへの逃避途上の休息」についてご紹介します。 この作品はバロック美術らしいテイストを多く含んだ作品でもあります。 またこ…

「ベルシャザルの酒宴」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回ご紹介する作品はアムステルダム時代初期のレンブラントの代表的な宗教画作品のひとつ「ベルシャザルの酒宴」です。 この作品の主題は、旧約聖書ダニエル記の第5章に記されている、バビロニアの王ベルシャザルが父…

「着衣のマハ」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はこのブログでも何回かご紹介させていただいている画家のフランシスコ・デ・ゴヤが手掛けた「着衣のマハ」という作品についてご紹介していきます。 この作品の特徴は主人公ともなっているマハの表情かと思います…

ポール・ゴーギャン作品「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はポール・ゴーギャンの絵画「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」をご紹介したいと思います。 ゴーギャンは、1888年末にゴッホとの共同生活を終え、その後タヒチに渡りましたが、貧困や…

「自画像」のいろいろ

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回は美術品でも多く存在する「自画像」についてご紹介したいと思います。 自画像は、作者自らを対象とした肖像で、普通は絵画の形式であることが多いのですが、中には自らを刻んだ彫刻や自らを写した写真など他の手…

「土着の神タラーブへの供物」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 何年か前に東京都美術館で開催された「大英博物館展-100のモノが語る世界の歴史」に足を運びました。ロンドンの観光名所、世界最大級の博物館でもある大英博物館は、世界中のあらゆる地域と時代を網羅した700万点を越…

レオナルド・ダ・ヴィンチ代表作「最後の晩餐」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はレオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」についてご紹介していきたいと思います。 この作品は、キリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの最後の晩餐を描いた作品です。「このなかに私を裏切る者が…

「アウグストゥスの胸像」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はプリマポルタのアウグストゥスの胸像についてご紹介致します。 よく彫りの深い男性の顔を表すときに、「ギリシャ彫刻のような顔」と表現することがありますが、まさにその「ギリシャ彫刻のような整った顔立ち」…

アメデオ・モディリアーニ作品「ポール・アレクサンドル博士」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はアメデオ・モディリアーニの「ポール・アレクサンドル博士」について書いていきます。 イタリアのリヴォルノに生まれたモディリアーニは、1906年1月に絵を描くためにパリに出ました。その翌年の11月に、本作のモ…