美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

孤高の若き天才ウィリアム・ターナーの最後

阿加井秀樹です。

みなさんこんにちは。

 

今回は、

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雨、蒸気、スピードーグレート・ウェスタン鉄道で有名な

「ウィリアム・ターナー」についてお話して行きます。

 

私、阿加井秀樹も大好きな画家の一人であるウィリアム・ターナー

1775年に生まれ18世紀から19世紀にかけイギリスで活躍しました。

 

なんと、27歳という若さでロイヤルアカデミーの正会員に選ばれたほどの

才能の持ち主でした。

色と光を扱うのが得意で、その美しい風景画は見る人々を驚かせました。

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向上心が強くその技法に疑問を抱きます。

「モノの形を描くことが絵画なのだろうか?光や色でその場の雰囲気を描くことはできないか?」と。

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次第にターナーの風景画から輪郭が消えていくことになり、

多くの人を失望させてしまうことになりました。

ぼんやりとした色彩の作品たち。

見る人が求めるものは史上最年少でロイヤルアカデミーの会員になった頃の

ようなターナーだったのです。

 

 

モノの形ではなく、風景の色、光、風邪、雨など雰囲気をキャンバスに描き

独自の表現を模索し続けたターナー

 

若くして才能を発揮し、成功を収めたというのに悲しい最期でした。

小さな借家で亡くなったそうです。

 

 

ぼんやり浮かび上がる光、色・・・見ているだけでやさしく、豊かな気持ちになりますよね。