美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

ルソーが描く幻想的な世界に浸る 阿加井秀樹

阿加井秀樹です。

みなさんこんにちは。

 

今回は、

夢で有名な「アンリ・ルソー」についてお話して行きます。

 

フランスのマイエンヌ県ラヴァルのアルディ広場の家に生まれたルソー。

19歳の時に兵役を逃れフィヨンの事務所で働くのですが、

フィヨンの金15フランの着服がバレて1ヶ月間の禁固刑となりました。

 

ルソーが絵を描き始めたのは遅く、趣味で40歳ごろからなのです。

 

1885年に働いていた間接税務局を退職し、バイオリン教室をしつつ

マチュア画家となりました。

 

ゴーギャンピサロルノワールピカソなどの有名画家が

ルソーの作品に興味を持ちます。

 

彼の描く作品はのっぺりとした色使いに人物の顔も怖いです。

 

遠近法もデッサンも滅茶苦茶で本来なら酷評されてもおかしくないレベルでしたが、

その常識にとらわれない技法が独特の存在感を与え人々を魅了しました。

 

代表作である「夢」はジャングルを描いたものでキャンバスも大きく

幻想的で不思議な魅力があります。

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この作品はルソーがなくなる直前に書き上げたもので

言わばルソーの画家人生の集大成とも言えるでしょう。

1910年に66歳で肺炎によって息を引き取りました。

 

素人が見ても上手とは言えないルソーの絵。

一度見てみることをお勧めいたします。

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きっとその独特な世界観の虜になることでしょう。