みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
現在大阪で開催されている「フェルメール展」はご存じでしょうか。
特徴的な光の表現で知られ、「光の魔術師」と呼ばれることもあるヨハネス・フェルメールは世界的にも人気の17世紀オランダの画家です。短命で寡作でも知られ、現存する作品は35点とも言われています。
今回は西日本過去最多となる6作品を中心に、同時代の画家の作品を系統立てて展示しています。
中でも注目なのは、フェルメールの代表作「牛乳を注ぐ女」の世界観を、現在のVR技術を活用し拡張する試み。フェルメールの絵画を三次元空間で表現し、見ている人はコントローラーを操作することで、あらゆる角度から鑑賞することができます。あの名画の世界を額縁越しに覗き込むような体験ができるのです。
2月16日の開幕から美術ファンだけでなく幅広い層の人気を集めています。また、東京会場では見られなかった大阪展のみ出展の作品もあります。
そしてこの展覧会ナビゲーターは女優の石原さとみさん。美術鑑賞をサポートする美術展の音声ガイダンスも務めています。
5月12日まで大阪市立美術館にて開催されているので、ゴールデンウィーク中に足を運んでみてはいかがでしょうか。
それではまた。
阿加井秀樹