美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

企画展に掛かる費用とは!?

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。

 

日本では毎年多くの展覧会が開催されていますよね。人気があるのは期間やテーマを定めて催される企画展。「印象派展」や「ゴッホ展」など、高い評価が確立されている人気作品を集めた展覧会が特に人気なのだそうです。

 

企画展を開催しようとすると、1つの美術館のコレクションだけではテーマに沿った作品を十分に取そろえることは難しくなります。その場合には、日本または海外のほかの美術館、美術品を収集するコレクターなどから作品を借りてくる必要が生じます。

 

貴重な絵画が並ぶ展覧会、どうしても気になるのはそこにかかる「お金」です。印象派の作品をはじめとして日本には毎年多くの貴重な美術品がやってきますが、そうした名画と呼ばれる作品を借りてくるのには、やはり莫大な借用料が必要になるのかと思いきや、実はそうではないのだと言います。

 

借りる相手が公立の美術館である場合、作品の借用料は0円であるケースが多いのだと言います。借用料がタダであるのは美術館が作品の持つ文化的価値を独占せずに、展覧会の際にはお互いに作品を貸し合おうという国際的な理解の下だからこそ成り立つルール。しかし、名画を借りようとしても、信頼がなければ当然取り合ってもくれません。

 

また、借用料が掛からないとしても、作品を借りる際には莫大な保険料が掛かるのです。名画と呼ばれる美術品の多くは代えの効かないものですから、万が一作品が破損や盗難にあった場合の修復費用・損害賠償金を保証する制度がどうしても必要になるのです。

 

それではまた。

阿加井秀樹