阿加井秀樹が語る狂気の天才ダリ
阿加井秀樹です。
みなさんこんにちは
今回は、
お話していきます。
1904年スペインのカタルーニャ地方で裕福な家庭の息子として生まれました。
母親も裕福な商家の出身でした。
ダリには2歳で亡くなった兄がおり、母親に
「あなたはお兄ちゃんの生まれ変わりだよ」と言われショックを受け
このことがダリに大きな心理的影響を与えました。
不思議な絵を描く画家として思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
独特の世界観を持ったダリの代表的作品が「記憶の固執」。
溶けたようなぐにゃりとした時計は奥さんのガラが食べていたカマンベールチーズからヒントをもらったとのこと。
背景はダリの故郷であるカダケスを先に描き、時計などの柔らかい世界観を加えたものです。
哲学的な考えを持つダリは、時間や宇宙や空間などの説明が難しい物たちをどのようにして表現したらよいか、
ということをテーマに考えていたそうです。
「記憶の固執」では時間をただの時計として描くのではなくぐにゃりと歪ませることで現在と過去の時間を表したという訳です。
ダリ本人もこの作品が完成した際には奇妙な感覚に陥ったのだといいます。