美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「エジプトへの逃避途上の休息」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回ご紹介させていただく作品は先日のブログでも少し触れたカラヴァッジョの作品「エジプトへの逃避途上の休息」についてご紹介します。 この作品はバロック美術らしいテイストを多く含んだ作品でもあります。 またこ…

「ベルシャザルの酒宴」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回ご紹介する作品はアムステルダム時代初期のレンブラントの代表的な宗教画作品のひとつ「ベルシャザルの酒宴」です。 この作品の主題は、旧約聖書ダニエル記の第5章に記されている、バビロニアの王ベルシャザルが父…

「着衣のマハ」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はこのブログでも何回かご紹介させていただいている画家のフランシスコ・デ・ゴヤが手掛けた「着衣のマハ」という作品についてご紹介していきます。 この作品の特徴は主人公ともなっているマハの表情かと思います…

ポール・ゴーギャン作品「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はポール・ゴーギャンの絵画「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」をご紹介したいと思います。 ゴーギャンは、1888年末にゴッホとの共同生活を終え、その後タヒチに渡りましたが、貧困や…

「自画像」のいろいろ

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回は美術品でも多く存在する「自画像」についてご紹介したいと思います。 自画像は、作者自らを対象とした肖像で、普通は絵画の形式であることが多いのですが、中には自らを刻んだ彫刻や自らを写した写真など他の手…

「土着の神タラーブへの供物」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 何年か前に東京都美術館で開催された「大英博物館展-100のモノが語る世界の歴史」に足を運びました。ロンドンの観光名所、世界最大級の博物館でもある大英博物館は、世界中のあらゆる地域と時代を網羅した700万点を越…

レオナルド・ダ・ヴィンチ代表作「最後の晩餐」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はレオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」についてご紹介していきたいと思います。 この作品は、キリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの最後の晩餐を描いた作品です。「このなかに私を裏切る者が…

「アウグストゥスの胸像」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はプリマポルタのアウグストゥスの胸像についてご紹介致します。 よく彫りの深い男性の顔を表すときに、「ギリシャ彫刻のような顔」と表現することがありますが、まさにその「ギリシャ彫刻のような整った顔立ち」…

アメデオ・モディリアーニ作品「ポール・アレクサンドル博士」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はアメデオ・モディリアーニの「ポール・アレクサンドル博士」について書いていきます。 イタリアのリヴォルノに生まれたモディリアーニは、1906年1月に絵を描くためにパリに出ました。その翌年の11月に、本作のモ…

ヨハネス・フェルメール作品「娼婦」

みなさんこんにちは阿加井秀樹です。 ヨハネス・フェルメールの「娼婦」という作品をご存知でしょうか? ヨハネスは17世紀オランダ絵画黄金期において多数の名画を残してきました。 その中で、「娼婦(取り持ち女)」という作品は、重要な基準作のひとつとな…