美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

高額絵画について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回は少し嗜好を変えて美術関係にまつわるニュースをご紹介致します。 ZOZOの前澤友作社長が1.1億ドル(約124億円)でバスキアの現代アートを購入したり、アブダビの王族が4.5億ドル(約507億円)でレオナルド・ダ・…

重要文化財『竹梅図屏風』について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 前回は尾形光琳の作品をご紹介致しましたが、今回も国宝レベルの作品をご紹介致します。尾形光琳が手がけた屏風絵の傑作のひとつ、重要文化財『竹梅図屏風』についてです。 竹梅図屏風は宋代より始まる中国文人画で好…

尾形光琳作品、国宝「燕子花図屏風」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回ご紹介する作品は尾形光琳の燕子花図屏風です。この作品は尾形光琳が40代前半頃に手掛けたとされる国宝です。 燕子花図屏風は平安時代に成立した、最も著名な日本の歌物語のひとつ伊勢物語の第九段「八橋」の場面…

「アテナイの学堂」を考察

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はルネッサンス期の中でも最も有名な作品と言っても過言ではない、ラファエロのアテナイの学堂についてお話していきます。 この作品は作者を含む偉人のオールスターが集結している作品です。 今回のブログではまず…

レオナルド・ダヴィンチ作品『洗礼者ヨハネ』

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回は私、阿加井秀樹もとても好きな画家の一人でルネッサンス芸術の第一人者のレオナルドダヴィンチの『洗礼者ヨハネ』についてお話していきたいと思います。 この作品はダヴィンチが生前手元に残した作品としても有…

風神雷神図屏風

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回は少し嗜好を変えて日本画に分別される屏風絵について紹介していきたいと思います。屏風絵は国宝に位置付けれられております。今回は『風神雷神図屏風』という作品についてです。 本作は、金箔が一面に貼られる屏…

サンドロ・ボッティチェリ作品「柘榴の聖母」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はイタリア、ルネサンスの画家サンドロ・ボッティチェリの絵画であるトンドとよばれる円形の板にテンペラで描かれた作品の柘榴の聖母を紹介していきます。 なぜ、ざくろなのか気になった人は多くいるのではないで…

ジョヴァンニ・ベッリーニ作「サン・ジョゼッペ祭壇画」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はジョヴァンニ・ベッリーニという画家の「サン・ジョゼッペ祭壇画」という作品についてみていこうと思います。 この作品は1487年に完成しました。ヴェネツィア派の大きな作品的特徴ともなった、極めて縦長に伸び…

ルノワール作品『ぶらんこ』

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はわたくし、阿加井秀樹も好きな画家である巨匠ルノワールの作品について紹介していきます。 今回ご紹介する作品は『ぶらんこ』です。 画家随一の代表作『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場』と同時期に描かれ…

アルフレッド・シスレー作品「ポール=マルリーの洪水」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はアルフレッド・シスレーのポール=マルリーの洪水という作品についてお話していきます。1876年のポール=マルリーを襲ったセーヌ川の氾濫をテーマとしたシスレーの代表作です。シスレーは、この年の洪水を描いた…

フランシスコ・デ・ゴヤについて

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 最近フランシスコ・デ・ゴヤの作品について触れることが多かったので、実際にフランシスコ・デ・ゴヤという人物がどのような人物だったのか解説して行きます。 フランシスコ・デ・ゴヤは近代絵画のスペインの巨匠です…

フランシスコ・デ・ゴヤ作品「着衣のマハ」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回は「我が子を食らうサトゥルヌス」を描いた近代絵画の創始者フランシスコ・デ・ゴヤが手がけた数多くの作品の中でも最も有名な作品のひとつ「着衣のマハ」についてお話していきたいと思います。 ※「我が子を食らう…

ヨハネス・フェルメールの「婦人と召使」

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はわたくし阿加井秀樹が好きな画家の作品についてご紹介していきます。 その画家はヨハネス・フェルメールです。真珠の耳飾りの少女で非常に有名な画家ですが、今回はそれではなく「婦人と召使」という作品につい…