美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴーギャン作品『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 今回はゴーギャンの『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』という作品についてお話していきたいと思います。 このフレーズだけは、誰もがどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。ポ…

アントワーヌ・ヴァトー「夏の木陰」について

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。 アントワーヌ・ヴァトーの「夏の木陰」についてお話していきたいと思います。 この作品はロココ美術の美しさがとてもよく伝わってくるとても素敵な絵画です。 木陰の中央には太陽の光を浴びている男女が描かれ、周りに…

海景画家と呼ばれたクロード・ロラン

阿加井秀樹です。みなさんこんにちは。 クロード・ロランは人物を主体に描き、風景は真剣に取り組むものではないと考えられていた時代に、人物よりも風景を主体的に描いたバロック・フランス古典主義の画家です。 同時代の画家のローマン・カンパーニャとと…

「アダムとイヴ」を10点以上残したルーカス・クラナッハ

阿加井秀樹です。みなさんこんにちは。 画家の中には同じテーマで何枚も絵を描く画家が多くいますが、「アダムとイヴ」の絵画を10点以上も残したのが、ルネサンス時代のドイツの画家であるルーカス・クラナッハです。 息子が同名の上にやはり画家であること…

点描の画家ジョルジュ・スーラ

阿加井秀樹です。みなさんこんにちは。 点描という小さな点によって表現された絵を見たことがあるでしょう。19世紀のフランスで点描という技法を活用して大作を残した画家がジョルジュ・スーラです。 スーラは裕福な家に生まれ、国立美術学校のエコール・デ…

「ロシアのモナリザ」を描いた画家クラムスコイ

阿加井秀樹です。みなさんこんにちは。 ロシアの絵画というと、あまりなじみがないという人も多いでしょう。しかし、ロシアで最も知られている画家のひとりで、「ロシアのモナリザ」と呼ばれる「忘れえぬ人(見知らぬ女)」で魅力的な貴婦人を描いたのがイワン…

「ロココの帝王」フランソワ・ブーシェ

阿加井秀樹です。みなさんこんにちは。 以前にも少し触れたフランソワ・ブーシェについて、改めてお話したいと思います。 ロココの代表的な画家で、「ロココの帝王」と呼ばれたのがフランソワ・ブーシェです。貴族の肖像画や神話画を生涯に1000点以上、版画2…