多難の生涯を歩んだ巨匠「モネ」にふれる 阿加井秀樹
阿加井秀樹です。
みなさんこんにちは。
今回は、
睡蓮で有名な「クロード・モネ」
についてお話して行きます。
フランスの画家で印象派の中でも最も有名な画家であるモネ。
10歳にして母を亡くし、学校を中退して画家になります。
繊細で多彩な色使いと、のどかな風景画を描くこの画家は
実は苦労人で貧乏だったのです。
25歳でパリの官展に2作品を初出展しどちらも入選を果たします。
波に乗っていましたが30歳まで落選続きになってしまい
自信喪失から自殺未遂を図ります。
37歳でカミーユという女性と結婚し人生の支えができ、
カミーユをモデルとし多くの作品を残します。
「ラ・ジャポネーズ」という真っ赤な着物を着た妻の絵は大きな注目を集めました。
愛妻家として有名でしたが、最愛のカミーユは32歳という若さでこの世を去り、
絶望を味わったモネは「死の床のカミーユ」という作品を描きました。
私、阿加井秀樹の好きな作品は「日傘を差す女」です。
3つあるのですが、最初に描かれた空の青と雲の白のコントラストとカミーユと
息子のジャンが描かれている作品が特にお気に入りです。
あふれんばかりの幸せと暖かさが感じられます。
六本木ワシントンナショナルギャラリー展で実物を見たときは
感動して言葉を失いました。