みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。
青森市の県立美術館のシンボル、「あおもり犬」はご存じでしょうか。先日、1年の汚れを落とす恒例の清掃作業が行われ、真っ白な姿に戻ったとのことです。
「あおもり犬」は弘前市出身の現代美術家・奈良美智さんが2005年に制作した県立美術館のシンボル的な作品です。常設展示室からつながる屋外トレンチに設けられた高さ8.5メートルの立体作品です。
屋外展示の作品には、1年を通じて水垢などの汚れが付くため、毎年春になると清掃作業が行なわれます。業者の人たちが高さ8.5メートルの作品を移動式の足場を使いながら洗剤で汚れを浮かせたあと高圧洗浄機で洗い流していました。
「1年の汚れを落としてもらって、すごくさっぱりしたような清々しい、きょうはお天気も良いですし、すごくうれしそうな感じに見えます。1人でも多くのお客様にきれいなあおもり犬を見ていただきたいと思っています」と県立美術館美術企画課の高橋さんが語っています。
真っ白になった「あおもり犬」は屋外通路も開放され、間近で鑑賞することができます。この時期があおもり犬の真っ白な姿を見るチャンスなので、一度行ってみるのをおすすめします。
それではまた。
阿加井秀樹