丸ひげ画家、ダリの不思議な世界 阿加井秀樹
阿加井秀樹です。
みなさんこんにちは。
以前に記憶の固執で有名なサルバドール・ダリを紹介しました。
前回だけでは紹介しきれなかったため、再度登場です。
ダリが行っていた奇行に次のようなことが挙げられます。
講演会で潜水服を着て登壇したはいいが、酸素供給が上手くいかずに死にかけたこと、象に乗って凱旋門を訪れたこと、
加えて「リーゼントヘア」と称してフランスパンを頭に括りつけて取材陣の前に登場したことなど。
なかなか思いついてもマネできないことです。
今回紹介する作品ですが、「不思議の国アリス」の不思議な世界観に満ち溢れた絵です。
RandonHouseという出版社の編集者の提案で、1960年代に実現したプロジェクトの絵になっていて、
「不思議の国のアリス」の作者であり数学者でもあるルイス・キャロルとダリが参加しました。
ダリはルイス・キャロルのアイデアを取り入れながら、素晴らしいおとぎの世界をを描き上げ、
数枚のコピー作品も全てダリのサインを入れて完璧に仕上げたものとなっています。
「白ウサギの穴に落ちるアリス」
「芋虫の忠告」
「女王のクロケットグラウンド」
独特の世界観と確かな実力を持ち合わせていたからこそ、
奇行も市民に喜ばれていたのでしょうね。
では、また。
阿加井秀樹