阿加井秀樹です。みなさんこんにちは。
フランス出身のエドガー・ドガは印象派の画家として知れています。フランスの銀行家の息子として生まれたエドガー・ドガは、不自由なく裕福な家庭で育ちました。多くの作品を描いていますが、彼の作品の特徴として、室内風景を多く描いている特徴があります。
初期の作品こそ室外の海辺などの情景を描くこともありましたが、目の病気を患ってしまったことが関係し、外に出ることなく室内の風景を描くようになったと言われています。特にクラシックバレエの練習風景などを描いた作品が多数あります。これはエドガー・ドガが裕福な家庭出身だったということもあって、バレエをよく好んでいたことも理由の1つです。
エドガー・ドガは印象派と言われていますが、一般的な印象派の作品とは少し異なる描き方をしているところも、エドガー・ドガの魅力の1つとなっています。
観察力が優れていて、瞬間を見逃さないで、自分が思っているとおりの素晴らしい作品を描き続けてきた画家です。
印象派の画家とは異なり、ルネサンス、浮世絵、古典的手法など、印象派の枠にとらわれることなく、自分が影響を受けたものは積極的に取り入れていきました。ここが印象派の一員と言われながらも、オリジナルの作風の作品を描くきっかとなったエドガー・ドガの技法です。
では、また。
阿加井秀樹