世紀末の時代と向き合ったグスタフ・クリムト
阿加井秀樹です。
みなさんこんにちは。
その後地元の工芸学校に進み、卒業後は弟や友人たちと芸術に関する様々な仕事を請け負う団体を設立しました。
芸術の意識が高かったオーストリアで需要があり、様々な仕事を請け負いながら芸術に関わっていきます。
グスタフ・クリムトは様々な仕事を請け負う中で装飾家として知られていきます。
その後は様々な作品を描き続けていきます。
多くの作品を世に送り出しているグスタフ・クリムトは「性」や「死」に関して強いメッセージを訴えている作品が多数見られます。
特に性に関して赤裸々で官能的なテーマを描くことが多かったグスタフ・クリムトの作品は、今でも男性だけでなく女性にも人気があります。
性や死をテーマに描かれた作品が多い中で、グスタフ・クリムトは日本文化にも大きく影響を受けていると言われています。
グスタフ・クリムトが活躍した19世紀末から20世紀初期は「世紀末」という時代背景があり、多くの人が期待と同時に不安を抱えていた時代でもあります。
グスタフ・クリムトもこのような時代背景の中で、自分自身が感じたことや考え方ことが作品と大きく影響しています。
では、また。 阿加井秀樹