美術鑑賞を嗜む生き方 阿加井秀樹

はじめまして、阿加井秀樹と申します。趣味は美術鑑賞です。いただいた美術品が私にとって声も出ないほどの感動を与えました。その感動を皆さんにも伝えたいそんな気持ちでこのブログを書き記してまいります。

ノートルダム大聖堂の大火災について

 

みなさんこんにちは。阿加井秀樹です。

 

先月15日、フランスのパリにあるノートルダム大聖堂が大きな火災に見舞われましたね…。フランス人を中心とする多くの人が悲しみに暮れました。

 

ノートルダム大聖堂

 

火災が鎮火したのは火災発生からおよそ15時間後。外壁は石でできているため、構造や骨組みは大聖堂の象徴である2つの塔は崩壊から免れられたようです。

 

また、不幸中の幸いで、中にあった美術品などの文化財は運び出されて無事であったようです。そのなかには、キリストが十字架刑に処せられたとき頭にかぶせられていたとされるいばらの冠や、ルイ9世がそれを1238年にノートルダムに納める際に着ていたとされる服が含まれていました。他にも、1789年のフランス革命で宝物庫が略奪された後に教会へ寄贈された黄金の聖杯や銀の水差し、典礼書なども、無事運び出されたとのことです。

 

この大規模火災を受け、マクロン仏大統領は5年以内に修復することを目指すと表明をしました。その上で、「国民の一人一人が、フランスがいつまでもフランスでいられるために努力をしなければならない」と、国をあげて大聖堂の再建に取り組むため、国民の団結を呼びかけました。

 

火災発生から2日余りで寄付金が1,000億円を超えているなどと、ノートルダム大聖堂に対する人々の想いが伝わってきますね。

 

それではまた。

阿加井秀樹