画家の中の画家 スペインの巨匠ベラスケス
阿加井秀樹です。
みなさんこんにちは。
今回は、ラス・メニーナスで有名な「ディエゴ・ベラスケス」
についてお話していきます。
17世紀のスペインバロック期に最も活躍した宮廷画家だと言われている
ベラスケス。
1649年から1650年で2度にわたるイタリア旅行で画家として
作品に大きく影響を受けたようです。
視覚効果を重要視したスペイン絵画独自の写実主義的陰影法を発展させていきました。
国王一家をはじめとし、多くの宮廷人や当時の有名人などを描いた肖像画家としても
名が知られており、亡くなってからは忘れ去られかけていたが19世紀の写実主義が台頭し始めてから再評価されました。
画家ですが宮廷の大事な仕事を任されることが多かったそうです。
最後は60歳でマリア・テレーサとルイ14世の結婚式の準備に奔走し過労死をした
ベラスケス。
こんなに偉大な画家でありながら、なんとも現代らしい悲しい最後ですよね。